01年5月25日 草野球 人間関係ウォッチング
ゲスト:130R、梶原しげる(実況)、広瀬哲朗(解説)
今野球界で熱いのはプロ野球でも大リーグでもなく、草野球である。と断言すれば嘘になるかもしれないから、草野球らしい。何せ某誌によれば「草野球の友」「草野球王国」なる専門誌も出ているほどで、実は結構なブームなのかもしれない。さてその草野球、実力の世界であるプロ野球や大リーグとは違って構成員は会社の同僚など近しい人である場合が多いので、人間関係まで垣間見えるものである。今回は原田工業野球部の今年の開幕戦を観戦しながらその人間関係を観察しようという企画。ちなみにタイトルの「草野球」は「フィールド」と読むらしい。

オンエアは原田3点リードで迎えた2回表、相手チームのドリフターズの攻撃から。130Rの手にするチームの公式(?)ガイドブックから得られる情報を基に目立つ選手を追ってゆく一行。若手のヒットで暴走し本塁憤死する選手、マウンド上の若手に声を送る定年間近の選手、凡フライを頭で受けてしまう選手などに視線を送りつつ淡々と試合は進む。途中タモリが偶然にも原田工業の社長と友達であることや、趣味が野球の選手が一人もいないこともわかったりした。

ここで選手交替。マウンド上の3人目の投手の直属の部下がセカンドに。どうも折り合いが良くないらしく注目されたが代わり端、ゴロを無難に捌いて上司と固い握手。麗しい。

で、試合は一度追いつかれるも突き放し、見事原田が今季の初戦を飾った。「来年も来ますかね」とか「原田工業野球部追いかけますか」「楽しみになってきた」などというのが、原田工業ウォッチングに妙にやる気を出してきた一行の最後の弁。


今回はレビューが書きづらい、やけに起伏のない回だったような気がする。また、人間関係の観察というよりは単なる試合観戦に比重が置かれたような感じでもあり、これでいいのか?と思ってしまう。しかも「盗塁が見たいなァ」などとけしかけられたり何だりで原田工業のメンバーもやりにくそうで、これで負けたらどうするつもりだったんだろうという思いもなきにしも。もっとも、一番かわいそうなのは全く注目されなかった相手方のドリフターズか。原田の4番の選手のデータが「スポーツ嫌い」というのはよかった。広瀬の解説は番組用のそれであるとしてもあまり良いものではなく、おとなしく「今夜もあなたのパートナー」に骨を埋めたほうがいいような気がする。とは言い過ぎ?

空耳アワーの結果

安齋、個展に際して作ったグッズを披露。個展タイトル「スリーピース」にちなんでスーツ・スラックス・シャツのスリーピース(もちろんキャラ入り)やランニングに獏の絵が入った「ランニングバッグ」、ランニングに「COOL」と書いてある「クールランニング」など。とほほ。ネタは1本だけだが久しぶりに著名人が出演。なぎら健壱。

ミュージシャン 曲名 賞品
ムトゥ・踊るマハラジャ(サウンドトラック)主はただ一人Tシャツ

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