01年2月23日 | ザ・カタカナワールド | |||||||||
ゲスト:乾貴美子(進行)、野村恵里、勝村政信、井筒和幸、永田杏子、石田靖、阿部一(解説) | ||||||||||
カタカナ語が飛び交う世の中だが、普段その意味はあまり意識していないものである。そこで今回は、普段使われるカタカナ語の中でも意味の近いものをふたつ挙げ、その意味の違いを当てるという企画。そんなわけで当然クイズ形式である。タモリ・野村・勝村のチームと井筒・永田・石田のチームにわかれて得点を競う。 クイズは3人のうちひとりが解答者となる1対1の対戦で、正解が書ければ10ポイント。オンエアで問題になったのは「スペシャリスト」と「エキスパート」(勝村対石田)、「デリケート」と「ナイーブ」(野村対永田)、「クッキー」と「ビスケット」(タモリ対井筒)。両チームともなかなか当たらず、この時点で両チーム5点。 ここで質問タイム。石田から「イーブン」と「ドロー」の違いについての質問がなされたり、今回の趣旨をまるでわかってないような「ナルシスト」の意味を問う野村の質問があったり。野村は後でネクタイと蝶ネクタイの違いを問うというもはや理解不能な質問もした。 最後の問題はタモリと井筒のキャプテン対決。「ギフト」と「プレゼント」が問題になり、「全くわからない」と言いながらもタモリが正解、井筒も半分正解。ここまで同点だったので最終問題の結果で勝敗が決するということでタモリチームが勝利した。賞品はクッキーとビスケット。 どれだけ間があいても「まただよ」と思わせる言語ネタだが、今回は出演者が多い分だけ各人のよかったところだけがクローズアップされ、わりと楽しめた。勝村・石田のツッコミは冴えるし野村・永田の天然ボケもものすごかった。ツッコむ側の石田や進行の乾もころっと天然でボケたりするのもまたよし。ものすごく久しぶりに永田を見たというのも収穫。そして阿部である。不可解なイントネーションを駆使して異彩を放っていた。どうして言語ネタに登場する解説の人はいつも不思議な味を持っているのだろう。企画自体も今までの言語ネタに比べれば個人的にははるかに勉強になった(というか今までが当たり前すぎた)。 空耳アワーの結果 安齋、街で見知らぬ人に「駄目だよ、遅れちゃ」と声をかけられたらしい。2本目は本ネタ以外にも見ているうちに次々に新しい空耳が発見されるという珍しいことになった。
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