00年12月15日 | ミレニアム無関係企画 平成の12年間を振り返る | ||||||
ゲスト:山寺宏一(進行)、崔洋一、坂下千里子、山川恵里佳 | |||||||
平成12年もそろそろ終わり。ということで、干支がちょうど一回りするのである。巷では20世紀を振り返る企画花盛りだが、今回はその向こうを張って平成の12年を歴史的事件とともに振り返る。山寺以外がパネリストとなって事件についてのコメントを寄せる。 平成元年を振り返るのに長くかかってしまってどうなることかと思いきや、中盤は駆け足で。途中で「それぞれの平成」なるその年の出演者にとっての思い出を語ってもらうコーナーや「平成覚えてるかな?クイズ」なるちょっと昔のものをネタにしたクイズも挿入された。 事件は1年で4つ取り上げられるのだが、番組独自の切り口はなべやかんの明大替え玉受験とか中島カメラマンの結婚問題とか山田Dのマイホーム購入あたりか。「それぞれの平成」はまったくもってどうでもいいネタばかりだった。 後半は賞品も出るというクイズが本題になった感があり、優勝はタモリ・山川の成チーム(崔・坂下は平チーム)に。ちなみにジャンプアップクイズはなかった。賞品は平成史ということでソーセージ(約12本)。「こんなに嬉しいことはありません」とタモリ、まるでやる気のないコメント。 今回は、過ぎるくらいしょうもない企画。まあそういう企画もするのが番組らしいといえばらしい。強いてポイントを見出すとすれば「将来、女高田純次と呼ばれるぞ」とタモリに言われた山川か。二十歳にもなってないというのに積極的に絡んでくるわタモリをたしなめるわで、たいしたものだ。「女高田純次」というのはなるほどその通りかもしれなくて、どことなく漂う胡散臭さも高田のそれだった。坂下は天然発言を連発。崔は出演2回にして番組の構造を見事読み取ったようだった。番組らしい企画ではあるけれど、面白くはなかった。次回に向けて力を抜いたか? 空耳アワーの結果 安齋にとっての平成の思い出は「髪を伸ばし始めた」。回顧企画が長引いたとかでネタ1本。
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