00年7月14日 フェロモンレコード専門チャンネル開局!!
ゲスト:松尾貴史、みうらじゅん、濱田マリ
小雨そぼ降る夏の午後、タモリ・キッチュ・みうらで構成されるタモリ隊が濱田の番組を放送中だったワンダーエッグ3のスタジオ、WE3ステーションを占拠した。この行動は志高い計画実行のためであり、その計画とは普段ラジオなどのメディアではまずかからないお色気レコードだけをかける番組を作ることである。

そんなわけで今回は、全国のお色気レコード(番組ではフェロモンレコードと表現)をかけまくる企画。スタジオからの放送ということでワンダーエッグ内にも流れる(らしい)ので、ラジオ番組の体裁をとっている。「聴けばムクムク!タモリの男のラジオ!」なるジングルも2種類作る気合の入れよう。

かかる曲は谷ナオミ「昭和枯れすゝき」、荒砂ゆき「夜の味」、沢久美「ミミの甘い生活」、応蘭芳「渚の歓喜(エクスタシー)」、プティ・マミ「Baby Doll」「Girl Friend」、麻里エチコ・黒沢良「おじさまいや?」、谷ナオミ「明治一代女」、小松みどり「こちょこちょ娘」、窪園千枝子「しおふき小唄」。こうした曲世界に日頃親しんでいる人にはすっかりおなじみの湯浅学や根本敬からのリクエストもバイク便やファクシミリで届き、なかなかの盛り上がりを見せた。

最後に今回かかった曲の中からフェロモン大賞を選定。応蘭芳と荒砂ゆきが残り、A面では決着つかずということでB面勝負に。応「火遊びのブルース」と荒砂「夜のメカニズム」を聴いた結果、優勝は応蘭芳に。彼女には高級ベビードールが贈られた。また、湯浅からはちゃっかり幻の名盤解放歌集のお色気BOX(通称お色気箱)の宣伝のファクシミリも届いた。


今回は顔触れを見ても企画を見ても安心して見られる一本。個人的にはここしばらくよく聴く分野で、かかった中にはフルで唄える曲まであったためにインパクトは極端には大きくなかったがそれでも充分楽しめた。谷ナオミやプティ・マミは圧巻。ゲストもよく喋り、特にみうらなどはヒートアップで超絶セクハラ発言を。いいのか?みうららしくていいけど。みんなギャラリーの数を気にして進行してるのが微笑ましかった。

追記:最後に宣伝された「幻の名盤お色気ボックス」だが、この回が楽しめたならそれなりに愉しいものとなるだろう。「夜の味」「Baby Doll」「Girl Friend」「おじさまいや?」「しおふき小唄」「夜のメカニズム」はフルコーラスで聴ける。他にも卒倒しそうな曲が続々。

空耳アワーの結果

安齋、1時間遅刻。「今度から15分待って来なかったら始める」とはタモリの弁。

ミュージシャン 曲名 賞品
ベック ハリウッド・フリークス 手ぬぐい
エルトン・ジョン ユア・ソング 手ぬぐい
シェリル・クロウ エブリディ・イズ・ア・ワインディング・ロード 手ぬぐい

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