00年5月5日 結成!決定的瞬間カウントダウンセレモニー連盟!!
ゲスト:浅草キッド、P-chicks、ミスター高橋、ケツカセ連盟員5名、山口敏彦、白井優考
日本人だけということもなかろうが、とかく日本人は事あるごとに区切りをつけたがる。何かにつけカウントダウンとか何とか。その流れに乗って、すべての決定的瞬間を目に焼き付けようと目論む団体が現れた。「物事の節目を大切にしよう」を合言葉に身の回りのあらゆる瞬間をカウントダウンする決定的瞬間カウントダウンセレモニー連盟、略してケツカセ連である。

今回はミスター高橋を会長とするケツカセ連の活動に同行。タモリ以外は全員連盟員でやる気まんまんだが、当然タモリはやる気なし。それでも仕方なしに付いていった最初の場所は、17時になると動作確認のための音楽が流れ出すというスピーカー。17秒巻きで鳴るという情報も仕入れて万全の体制で10からカウントダウンするも、3まで来たあたりで鳴り出してしまう。唖然とする一行。

次に訪れてカウントダウンするのは橋から出てくるという噴水。これはほぼ成功で、タモリも「ちょっと嬉しい」とやや乗り気に。噴水が止まる時間はおそらく調べていなかったのだろう、失敗するが、「こういう瞬間、もう1回くらい見てもいい」とタモリに思わしめる。

続いてやってきたのは大食いの間で有名なステーキハウス。30分以内に完食するといい、というメニューがある。ここでたまたま居合わせた白井の挑戦に立ち会う。今までに見た決定的瞬間の話を聞きながら時間をつぶし、いよいよ制限時間間近に。計ったようにちょうど30分で白井は食べ終え、ケツカセ連も万歳三唱(成功するたびやってるけど)。

さらにネオンの点く瞬間を見に移動。「そういえばネオンの点く瞬間って見たことない」とタモリも言うカウントダウンは今回の中で一番成功したもので、タモリも大喜び。で、最後に東京タワーの消灯を見届けに。これもだいたい成功で、この日のケツカセ連の活動は終了した。


移動でも何でもカウントダウンする徹底ぶりで、何の益もない(基本的に番組の企画はいつもそうではあるけれど)そのくだらなさがよい。タモリがどんどんやる気になっていく様は見事。後半のカウントダウンが成功した時の喜ぶ表情は何とも言えない。実際、カウントダウンが成功するとテレビを見ている側も「おー」と思わず声をあげてしまう。こうしてみると今回はトークの面白さとかではなく珍しく企画でひっぱった回に思える。移動の多いロケだったからそうなったと言えるか。連盟員5名は、誰なんだろう。スタッフか?

空耳アワーの結果

安齋、トランペットに挑戦中の模様。ネタはなぜか1本だけだった。

ミュージシャン 曲名 賞品
チャイルズ・ビュー アッシ・ケ・ドゥドゥ 手ぬぐい

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