00年4月28日 占い師最強王座決定戦!!
ゲスト:松田純、渡辺祐、林ちづる(宮廷前世占い)、ハットリ豊(タロット占い)、いすず千絵(水晶占い)、ジミーマッハ(0学占星術・花占い)、根本豊、関根康史、野田美弘、鈴木和浩、氏名不明の空耳役者
近頃占いが大流行。インターネットサイトでも占いサイトが多い。有名なところで動物占いとか、回転寿司占いとか。しかし占う方法が多いというのはまた問題で、どれで占うのがよいかわからなくなってしまいがち。今回出演の松田も占ってほしいことがあるらしいが占う方法で迷っている様子。そこで、よく当たると評判の占い師4名に登場してもらい、その中で一番当たる人に占ってもらおうというのが今回の趣旨。

誰が一番当たるかを探る、実質的にこれが今回のメインだが、この方法が上手い。空耳役者5人を使うのだ。名前を伏せた5人のうち1人のプロフィールを紹介、それが誰なのかを占い師に当ててもらうというシステムである。これを一番多く当てた人が一番優秀、ということだ。誰もが納得のシステム。また、最初は5人からスタートするが、問題になる人の名前がわかるたび1人ずつ減っていくので当たる確率は高くなり占い師へのプレッシャーも増す。

しかし第1回戦からいきなり全員が外すという波乱の幕開け。バラエティーとしては最高の幕開けだが、占い師にとってこのスタートはいただけない。第2回戦でようやくジミーが当て、第3回戦では他の3人が当てる。ここまでで全員当たる確率3割3分3厘というしょぼさ。で、最終問題ではいすずとジミーが当て、結局この2人が占うことになった。

さて松田が占ってもらう内容はというと、「ステレオの脇に置いたはずの犬の写真がどこにあるのか」という脱力もの。それに対する答えが「ステレオの裏の隙間に」という親が言いそうで、かつわたしですら「ステレオの脇」と聞いた瞬間考えたところ。何なんだ、この結末。結局そこに写真があったのかどうかは語られていないが、どうだったのだろう。


渡辺祐がたびたび突っ込んでいるが、占いというよりはプロフィールからの推測にとどまっている判定多数で胡散臭い。というか、最高で当たる確率5割なんてひどすぎないか。松田でも5割いったし、空耳ファンなら空耳役者の登場時点で関根と鈴木くらいはわかったろうし。

まあ占い自体はどうでもよくて、「普通の格好じゃできないの?」「(ジミーを指して)この人WAHAHAにいるんじゃないの」というタモリの突っ込みや「んー、きたきたきたきたきたっ」と占う林に「と言いながら実はさっきから来てないんですけど」と突っ込む渡辺がよい。特に渡辺のツッコミはすばらしい。まあ占い師側が突っ込んでくださいと言わんばかりの体勢だったからな。花占いになると当たらなくなるジミーマッハがなかなかに素敵だった。また、空耳役者の名前が関根と鈴木以外にもわかったのも収穫。

なお今回、ジングルBGMはテンプターズ「神様お願い!」のイントロだった。ついこの前のテンプターズに続いてGSを使って素敵。また、関西ではこの回の放送がなかった。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
レッド・ツェッペリン フォー・ユア・ライフ 手ぬぐい
メタリカ デヴィルズ・ダンス Tシャツ

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