00年4月21日 | 恐怖!爆笑? アンビリーバボー心霊写真大喜利!! | |||||||||
ゲスト:バカルディ、ひさうちみちお、大槻ケンヂ、梶原しげる(進行)、佐藤江梨子 | ||||||||||
近年はホラーブーム。テレビ・小説などにはホラーものがあふれ、番組でも「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を取り上げたことがあった(ホラーかどうかは微妙だが、まあホラーということにしておく)。ところで、ホラーの定番には心霊写真がある。番組関係者の写った写真に最近心霊写真が多いらしく、多数の心霊写真が集まってきた。写真に写る霊は、現世に心残りがあるから写ると言われている。写る霊は真剣に何か訴えたいのかもしれない、くだらないことを考えているのかもしれない。 そこで今回はその霊が何を考えているのか、霊の気持ちを代弁しようという企画。ついでに霊の供養も狙っている。気持ちを代弁するといってもタイトルから察せられるように、いかに面白い回答をするかが全てである。写真を見て一言、というシステムそのものでいうとダウンタウン松本の得意とする手法とほぼ一緒である。バカルディ、ひさうち、大槻の4人が回答者となって誰が一番霊の気持ちに近かったかを佐藤が判断。霊にちなんでレイをその都度与える流れだ。 第1問を取ったのは「撲殺」ならぬ「撲死」という変な言葉でウケを取った三村。第2問は写真に後付けされた丸を扱ったひさうち。第3問は傍観者として茶々を入れただけの発言が採用されてタモリのものとなった。このへんから徐々におかしくなってくる。第4問も駄洒落が佐藤に受け入れられたようでタモリ。 さらに第5問に入ると佐藤までが回答に参加。一番のオヤジ発言で物議をかもし、レイを獲得したうえ以降をオヤジ発言大会になってしまう。第6問もオヤジ発言に火をつけた佐藤が獲得。回答者を置き去りにしたタモリと佐藤の争い、という様相を呈したまま最終問題に突入。この問の判断は佐藤に委ねられたが(前2問で佐藤にレイを与えたのは梶原)、あろうことか自分にレイを与えてこの問題も彼女のものに。 結局レイを一番獲得したのは佐藤だった。誰もが出だしでは予想していなかった意外な結末。賞品におばけせんべい。 今回は、というか今回も、か?たいして面白くなかったような。三村が主役級としてよく映っているが、彼が痛々しくて(芸風?)ぱっとしない。梶原に「そのまんまツッコミ」と表現されたツッコミが苦しかった。心霊写真そのものについては、さすがに番組視聴者であれを本物の心霊写真と思った人はいないだろうしそのへんはスタッフも織り込み済みだろうから、スタッフ結集でよく作ったねとしか言いようがない。もう少し自然な写り込みだとよかったと思うんだが。一番面白かったのが提供ジングルの「ドラマティック・レイン」だったのはちょっとさみしい。でも「ドラーマティーーーックレイン」まで流す必要はなかったと思った。 空耳アワーの結果 井上陽水の名言「お元気ですか」のネタ元(ただし番組の独自解釈)が判明した。
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