00年1月21日 | 世界の一流食材を一流シェフが調理する(タイトル提示なし) | |||||||||
ゲスト:川村ひかる、松尾貴史、周富輝 | ||||||||||
たまにある気がする料理関係もの。海外から一流シェフを呼んで料理をしてもらう。その一流シェフというのは周なのだが、まあ何だかんだで彼が一流であることは間違いないですな。海外から、ってのも完全に間違ってるわけではないですな(神奈川県出身だけど)。さて、今回周が取り組むのは世界の伝統料理で、周も知らないような食材を数多く利用して調理する。川村がその手伝い。タモリとキッチュはサロンエプロンを着けている(不釣合いでいい)わりにはやる気なさげに喋ったり見たりするだけである。それでもキッチュは周に頼まれ仕方なく味見したりするが、タモリは食べる以外の行為を全くといっていいほどしなかった。ところで、それぞれの料理にはレシピがない。提示された食材を使って周が自分風に作るのだ。一食できるごとに本物と比べながら試食する。もちろん、いわゆる「周富輝風」と本物は似ても似つかぬもの。作られるのはナイジェリアのウォンムウェン・オヘレ、タイのゲン・シャッアム・ケッムン・プレヤーン、バングラデシュのセマイ。料理を作る前には「世界の国からこんばんは!」と称する、国について学ぶちょっとしたコーナーがある。進行自体は「世界の国から〜」→調理→食べる、を3回繰り返して終わり。今回は思いのほか川村がよかった。手伝いをしていたせいか初めてのわりには積極的に絡むし、登場シーンなんかを見ても橋本志穂的地位に座れるかも。周も味見をした時の反応など、意外によい。「俺は作る係(実際には作ってない)」「俺は食材調達係」などと食材を遠ざけようとするタモリやキッチュのやる気のなさもいい感じ。キッチュの「セマイ」に関するボケはベタ過ぎたけど、全体的に会話の端々に絡んでくる小ネタは非常に良かった。ただ、企画は弱い。
空耳アワーの結果 ロケ弁のエビフライで安齋の歯が欠けたらしい。
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